教員 転職 体験談|実体験から学ぶ「辞めてよかった」と思えた5つの理由

「教員 転職 体験談」と検索されたあなたは

このまま教員を続けていていいのだろうか…
と、不安や迷いを抱えているのではないでしょうか。
仕事と育児の両立に限界を感じつつも、転職して後悔しないか、収入はどうなるのか――なかなか一歩を踏み出せない気持ち、よくわかります。
結論から言うと、

わたしには「退職」という道はあっていた。と心から思っています。
この記事でわかること
- 辞めて良かったと思えた理由
- 転職を決断するまでの葛藤
- 転職後の働き方
- 転職後の生活の変化
教員を辞めたいと思ったきっかけ
育休に入る前は、大変ながらもなんとか仕事を続けてきました。
いざ、育休復帰してみると、我が子と仕事の両立は想像以上に大変でした。

わたしは、ボロボロだったので、教員と子育てされている方には、本当に頭が下がります。
子育てと仕事の両立が限界だった
復帰後の毎日は、朝の支度から仕事、保育園のお迎え、夕食の準備と目まぐるしく、息つく暇もありませんでした。
特に年度の初めは担任業務が多忙で、4月から幼稚園デビューをした我が子も心が落ち着かず、そんな子どものフォローをする時間も心の余裕も持てず、限界を感じました。
特に、4月スタートから、我が子3人が順番に風邪を引いたのですが、新年度準備のため仕事を休む決断もできず、パートナーと実母に我が子を任せ、私は仕事に向かいました。

我が子のために、年休も取り切れないなんてだめな親だ…と落ち込みました。
授業準備・雑務に追われる毎日
放課後は会議や保護者対応、宿題チェックなどで帰宅はいつも遅め。
幼稚園のお迎えはいつも最後。
授業準備は自宅に持ち帰って早朝に行うことも多く、常に時間に追われていました。自分の時間などほとんどなく、疲労だけが積み重なっていきました。

GWにあった親族からは「やつれてるね…大丈夫?」と心配されてました。
心と体の不調が出始めた
上手く仕事ができず、無性に泣きたくなって、涙が止まらない日がありました。
今までこんなことなかったのに――この時、自分でも驚くほど心が限界に近づいていたことに気づいたのです。
転職を決断するまでの葛藤と不安
家計への影響が心配だった
教員は安定した職業。
手放すことで生活が成り立たなくなるのでは、と不安でした。
特に子どもが小さい時期は支出も多く、住宅ローンの支払いも残っていたため、夫婦で何度も話し合いを重ねました。
教員以外の仕事が想像できなかった
学生の頃から「先生になる」と決めていた私にとって、教員以外の働き方は未知の世界でした。
教員になるために、高校は進学校に進み、大学は教育学部に入学しました。
自分に何ができるのか、自信が持てなかったのも転職をためらう理由の一つでした。
周囲に相談できず孤独だった
「辞めたい」と口に出せば、甘えているように思われるのでは――そんな思いから、同僚や親にもなかなか本音を話せず、一人で抱え込んでしまいました。
実体験からわかった「辞めてよかった」と思えた5つの理由
今は、色々考えて「退職」という道を進んでみて気づけたことがありました。
家族との時間が増えた
転職後は子どもと一緒に夕食を囲み、寝る前に絵本を読む時間ができました。
もともと育休中には毎日絵本の読み聞かせをしていたので、復帰後も継続して行う努力はしていました。でも、実際は早々に私が寝落ち。絵本を読んであげる時間は明らかに減っていました。
朝の支度を急かさずに、子どものペースに合わせてあげれたり、成長を見つける余裕がもてていることから、心から転職してよかったと思います。
心に余裕が生まれた
仕事に追われる生活から離れたことで、感情の起伏が穏やかになり、子どもへの接し方にもゆとりが出てきました。
イライラして自己嫌悪に陥ることも減り、家族全体の空気がやわらかくなりました。
自分のスキルを活かせる場を見つけた
文章を書くことが好きだった私は、Webライターとして新しいキャリアをスタート。
最初は不安もありましたが、仕事の中で「先生だったからこそできる」強みを活かせる瞬間があり、自信を取り戻しました。
体調が回復し前向きに過ごせるようになった
転職後は睡眠時間もしっかり確保でき、体の不調も改善されました。朝スッキリと目覚められる日常が、こんなにも心地よいものだとは思いませんでした。
新しい仲間と出会い刺激を受けた
同じように転職を経験した仲間とのつながりができ、新しい視点や価値観に出会うことができました。「一人じゃない」と感じられることが、心の支えにもなっています。
転職後の働き方と現在の生活

退職するにあたり、専業主婦ではなく、何か仕事をしたいと思っていたので、色んな選択肢を考えました。
非常勤講師として働く選択
教員の経験を活かしつつ、非常勤として限られた時間で勤務する形もあります。
【教師が足りない】と社会問題になっているように、辞めたあとに「教員」に戻りたいと思った場合、講師としてすぐに働き口があることを知りました。
同期の中に、一度退職し、試験を受け直し正式採用になっている人もいます。
ある一定の経験年数を積んでいれば、一次試験免除、採用後の初任研の免除があります。(地域によってはもっと優遇されている場合も)
一度、手放すことにした職ですが、戻れる道もある、と知ることで安心できました。
フリーランスとしての挑戦

私が選んだ道はコレです。
ライターやオンライン秘書、公式LINEのサポートなど、個人事業主としてできることを少しずつ増やしています。
仕事を選べる自由さ、場所にとらわれない在宅ワークが可能になり、自分のスキルを活かせることが自己肯定感にもつながっています。
自分に合ったペースで仕事を選べるように
「子どもが小さい今しかできないこと」を大切にしながら、無理のないペースで働ける環境を整えました。忙しさの中にも、充実感と幸福感があります。
教員の転職で後悔しないために伝えたいこと

私は「退職」という道を進みました。あなたにあった道を選ぶお手伝いができたら嬉しいです。
自分の「大事にしたいもの」を見失わない
「何のために働くのか」「誰のために時間を使いたいのか」――その問いに向き合うことで、自分にとって最適な選択が見えてきます。肩書きよりも、大切にしたい価値観を明確にすることが大事です。
情報収集と準備が不安を軽減する
転職は勢いだけでなく、下調べと計画が必要です。
求人サイトや体験談をチェックし、自分に合った選択肢を探すことで、道が開けていきます。
一歩踏み出せば、違う景色が見える
あのときの「不安」があったからこそ、今の「安心」があります。
未来を変える一歩は、ほんの小さな「調べてみる」「話してみる」から始まります。

忙しすぎて調べる時間がないんです。
そんなあなたのために、このサイトを作りました。どんどん情報乗せていきますので、活用してくださいね。
まとめ:転職は「逃げ」ではなく「前向きな選択」
「退職」は夢をあきらめてしまうような気持ちにもなりました。
でも、一度は夢を掴みました。入ってみて、やってみて気づくこともあります。私の環境もかわりました。
変化に対応できるのは悪いことではないと今は思っています。
教員として頑張ったあなたへ伝えたいこと
これまで教員として多くの子どもと向き合い、全力で走ってきたあなたは、もう十分に頑張ってきました。
転職はその努力を否定するものではなく、新たな場所で力を活かす選択です。
転職体験が誰かの背中を押す力になりますように
私の体験談が、誰かにとっての「自分もやってみよう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。この記事が、あなたの不安を少しでも軽くし、次の一歩につながることを願っています。