【時短!】ママ教員に必要なタイムマネジメント


家事に、育児に、授業準備…忙しすぎる
他にも
- 会議(全体、学年、部会…)
- 教材作成
- 部活指導

教員って多忙すぎますよね。
忙しすぎて、タイムマネジメントがうまくいかないと
- 心身の負担増
- 仕事の効率低下
この記事でわかること
- 教員が抱える時間管理の悩みを解決するための基本的な考え方
- 効率的に時間を使うための具体的な方法
- 仕事とプライベートのバランスを取る方法
日々を有意義に過ごすために、実践的なタイムマネジメント術を学んでいきましょう。
タイムマネジメントが重要な理由
教員は日々多くの業務に追われているため、時間を有効に使うことが求められます。
限られた時間内で効果的に授業を行い、さらに校務をこなすには、タイムマネジメントが欠かせません。
効率的に時間を使うことで、ストレスが減り、より充実した毎日を送ることができるようになります。
教員の仕事の特性と時間管理の難しさ
教員の仕事
- 授業準備
- 教材研究
- 評価
- 保護者対応
- 校内の会議…などなど

業務が多すぎる…。
これらの業務をこなすためには、常に時間の管理を意識し、計画的に進めることが必要です。
タイムマネジメントが仕事に与える影響
タイムマネジメントをうまく行えば、
- 授業の準備がスムーズに進む
- 余裕をもった仕事ができる
結果:教員自身の負担が軽減し、教職に対する満足度が向上します。
教員に適した時間管理の基本方針
タイムマネジメントをうまく行うためには、まず自分の仕事の優先順位をはっきりと決めることが重要です。
仕事の優先順位を決める方法
優先順位をつけることで、重要なタスクに集中でき、余計な時間を取られることが少なくなります。
例えば、授業の準備が最優先であれば、後回しにできる業務はその日の時間外に回すなどの工夫が必要です。

ここで必要なのは、「やらないこと」を決めることです。
教員の仕事の特性上、やってもやっても終わりがありません。
「子どもたちのために…」と思っていると、永遠に仕事は終わりません。
潔く、「やらないことを」決めると、「やること」の質が上がったり、時間を他のことにあてられうようになります。
やらないこと 例
- 宿題プリントは作らない⇒形成プリントを購入
- 時数集計はやらない⇒時数集計もできる時間割シートを活用
- 学級通信は毎日出さない⇒週1にする
- 宿題の丸付けはしない⇒子どもたちができる用に工夫する
- 学年通信を0から作らない⇒昨年のものをたたき台にして作る
計画的な時間の使い方
効率よく仕事を進めるためには、事前に時間割を作成し、無駄な時間を減らすことが大切です。
日々の業務を明確にし、何をいつ行うべきかを決めることで、時間を有効に使うことができます。
このときに、管理用のノートやシートを使うことが有効的です。
スクールプランニングノート:教師手帳 ノートで
Digital Teacher’s Planner:教師手帳をipadで
教員が実践すべきタイムマネジメント術5つ
時間術1: 目標設定とデイリープランニング
目標を設定し、それを達成するためのステップを明確にすることで、効率よく仕事を進めることができます。
日々のタスクを具体的に計画し、達成感を得ることがモチベーションの向上につながります。

これを明確化するためにも前述した教師用ノートがあると便利!
目標達成のための小さなステップ設定
大きな目標を達成するためには、それを細かいステップに分けることが大切です。
例えば、1週間単位での目標設定を行い、毎日達成できるタスクを決めることで、着実に前進できます。
日々のタスクを明確にする方法
毎日の業務を計画的に進めるためには、事前にタスクリストを作成し、その日中に終わらせるべきことを決めることが効果的です。
目標、やることを書いておくことで、ちゃんと「できた」と自分を認めることができます。

あなたは、気づいてないかもしれませんが、いっぱい仕事できていますよ!
時間術2: 授業準備の効率化
授業準備にかかる時間を減らすためには、事前に準備しておくことや、資料のテンプレート化を活用することが有効です。
資料作成のテンプレート化
よく使う資料や授業の形式をテンプレート化することで、毎回新たに作成する手間を省くことができます。
授業計画を事前に立てるコツ
年間計画を立て、月ごとの授業内容を決めておくことで、授業準備がスムーズに進みます。
学校ごとに年間計画が作成されていますので、それをいつも見えるところに置いておきましょう。

私は教師用ノートに貼っていました。
目に入ることで、次の次は何がいるかな…と考えることができます。
時間術3: 校務や会議の時間管理
会議や校務業務にも時間を割く必要がありますが、その時間をいかに効率的に使うかが重要です。
会議の前に準備するべき項目
会議に向けて事前に必要な資料を準備し、目的を明確にしておくことで、無駄な時間を省くことができます。
資料準備では、0から作る必要はありません。
必ず前年度までの資料が残されているはずですので、それをフル活用しましょう。
校務のタスク管理のポイント
校務も複数のタスクに分かれるため、タスクごとに期限を設けることで管理をしやすくなります。
時間術4: 児童の対応と時間のバランス
児童との個別対応やコミュニケーションも大切ですが、時間を効率的に使う方法を見つけることが重要です。
個別対応の時間を効率化する方法
教員はずっと忙しいので、

また、あの子に話聞けなかった…
となりがちです。
その日のトラブルはその日のうちに。
他の何よりも優先度を上げて、時間を取るようにしましょう。
先手を取ることで、後の対応時間が短くなります。
児童とのコミュニケーションのタイムマネジメント
必要なコミュニケーションを早めに取り、重要な話を優先することで時間を有効に活用できます。
あらかじめ、毎週水、金の昼休みは子どもと遊ぶ!など決めておくと子どもも覚えてくれるので、抜けが少なくなります。
遊ぶ日ごとに出席番号順に関わる子を変えていくと、クラス全部の子とそれぞれゆっくり赤変わる時間を持てます。
時間術5: 休息と自分の時間を確保する方法
仕事が忙しい中でも、自分の休息時間を確保することが長期的に見て効率的に働くための鍵です。
自分の時間を確保するための工夫
毎日の中で少しでも自分の時間を確保し、リフレッシュすることが大切です。
休み時間の間もずっと教室でがんばっていませんか?
ちょっと職員室に戻って子どもから離れるだけで、気持ちが落ち着きますよ。

教室を離れるとトラブルが…

そういうこともあります。
でも、教員側がちょっとリフレッシュするだけで、教室の空気も落ち着くこともありますよ。
タイムマネジメントを成功させるための心構え
時間管理のための心の準備
効率よく時間を使うためには、ポジティブな心構えと目標達成に向けた意識の改革が必要です。
目標達成のためのポジティブ思考
目標を設定し、その達成に向けて集中するためのポジティブな考え方を持つことが成功への鍵です。
時間を有効活用するための意識改革
時間を大切にするためには、毎日がどれだけ大切かを意識し、無駄な時間を減らすことが必要です。
時間管理の継続と習慣化
時間管理を継続的に行うためには、日々の小さな成功体験を積み重ね、モチベーションを維持することが大切です。
継続的に管理するためのモチベーション維持法
目標を達成するたびに、自分を褒めてあげることがモチベーションの維持に繋がります。
小さな成功体験を積み重ねる方法
小さな成功体験を重ねることで、自信を持ちながら継続的な時間管理が可能になります。
よくあるタイムマネジメントの悩みと解決策
教員のタイムマネジメントに関するよくある課題
教員としてのタイムマネジメントには、家庭や育児との両立など、さまざまな課題があります。
仕事と育児・家庭の両立で時間が足りない
時間をうまく分けるためには、家事や育児をパートナーと協力しながら進めることが重要です。
「週1回は残業の日をちょうだい」
「土日の2時間は仕事をさせて」
など、お願いしてみましょう。
タスクの山に圧倒されているときの対処法
タスクが多くて圧倒されることもありますが、その場合は優先順位をつけて、最も重要なタスクに集中することが大切です。

がんばりすぎて倒れては、本末転倒!
タスクを見直して、やらなくていいことは切り捨てましょう。
まとめ:教員のタイムマネジメントに必要な考え方
教員はなんでも、がんばる人が多いです。
ときに、子育てを始めてからは子どもがいなかったときに比べて時間がありません。
できない自分に落ち込むこともあるかもしれませんが、
子育てをしているからこそ得られている子どもへの目線や保護者の想いを感じる力は高まっています。
できることの質を高めて、やらないことは切り捨てる。
自分の仕事のバランスを見つけていきましょう。
このサイトでは、今後効率化の道具もお伝えしていきますので楽しみにしていてください。