教員の年休の取り方|忙しい教員でもスムーズに取得するための3つのステップ


子どもの園行事で休みが欲しいけど、ためらう…。

あなたは教員であり、我が子の唯一無二の親でもあります。
子どもの行事に出たいと思っているのなら、計画的に年休の準備をしましょう。
この記事でわかること
- 周りから「行っておいで」といってもらえる年休の取得の方法
- 休んだあとに、仕事が大変にならない年休をとるときの授業の工夫
この記事では、教員が忙しい中でもスムーズに年休を取り、教員と親の両立をするための3つのステップを紹介します。
年休の取得するときのコツを具体的に解説し、あなたが安心して休暇を取れる方法をお伝えします。
日々の負担を軽減し、もっと自由に休暇を取るための参考にしてください。
教員が年休を取るために知っておくべき基本情報

そもそも年休は権利です!
*ただし、「権利ばかり主張するイタイ人」にならないように気をつけましょう。
お互い助け合いの気持ちが大切です。
年休の取り方とその重要性
年休の定義と取得の条件
年休とは、法律に基づいた有給の休暇で、教員にも適用されます。取得条件としては、勤務先の規定に従い、一定の勤続年数や勤務日数が必要です。また、年休の取り方には申請方法や取得のタイミングに関するルールがあります。
年休申請のタイミングと注意点
年休は、計画的に申請することが重要です。急な休みを取ると、同僚に負担がかかることがあります。計画的に日程を調整し、できるだけ早めに申請を行うようにしましょう。

事前にわかっている園行事なら、少なくとも1週間前には声をかけておくといいですよ!
忙しい教員でもスムーズに年休を取得するための3つのステップ
ステップ1: 事前計画を立てる
年度初めに年間スケジュールを確認
年休の取得を計画的に進めるためには、年度初めに年間のスケジュールを確認し、行事や重要な業務の予定を把握することが大切です。

ここで大切なのは、学校行事と園行事の両方を確認しておくこと!
園行事も教師手帳に記入して、年休の申請や補欠授業の準備が送れないようにしておきましょう。
特に、学校行事と園行事が重なる場合は、わかった時点で相談しておくことが年休を取りやすくするポイントです。
ステップ2: 年休申請のタイミングを見極める
事前に同僚との調整を行う
年休を取る際には、調整が重要です。業務が重ならないように、事前に確認を取り、スムーズに交代できるようにしましょう。
同学年のメンバーがいる場合は、事前に相談することでクラスを見てもらえたり、出授業を変更してもらいやすくなります。
ステップ3: 学校とのコミュニケーションを密にする
上司や同僚への事前連絡と調整
年休の取得前に、上司や同僚に事前に連絡し、業務の引き継ぎ方法や、年休中の対応を相談することがスムーズな年休取得に繋がります。
学校ごとに補欠簿が用意されているはずですので、早めに提出しておきましょう。
ない場合は以下のものをご使用ください。

補欠簿に3校目で出会ったんですが、出張が多い、初任の頃にほしかったです。
補欠簿作成するときのポイント
- 出授業で対応してもらえないか相談する。
- 年休を取る日を逆算して、年休日に子どもたちだけで取り組めるような内容まで進んでおく。
- 国語や算数の小単元を進んでもらえないか相談する。
年休を取る際に注意したいポイントとアドバイス
年休を取りやすくするための職場環境の整備
職場内でのコミュニケーションを改善する方法
年休取得をスムーズに進めるためには、職場内でのコミュニケーションを強化することが不可欠です。
まずは、自分から進んで周りの人を助けるようにしましよう。
先出しが基本です。
「ここのエクセルどうしたらいいのかな?」
「〇〇の資料どこだっけ?」
といった、小さい困りごとにも進んで手助けをしておくことで、自分が助けてもらいやすくなります。
このYouTubeチャンネルの動画がわかりやすいのでおすすめです。
自分の環境を伝えておく
雑談の中で

朝、子どもと支度するのが大変なんです。(笑)

今度園行事があって、休みをお願いしなくてはいけないんですよ!
など、自分の状態を出しすぎない程度に伝えておきましょう。
私も3人子どもがいた状態で復帰したときに
子どもが3人いることを復帰の挨拶で伝えていたので、
「子育て大変だよね」「3人もいたら、忙しいよね」と温かい言葉を頂きました。
中には、「うちの子は大きくなって手が離れたけど、小さいときは大変だったよ。困ったことがあったらいってね」と、こまめに気にかけてくださる先生もいました。
相手がどんな状態なのか、情報がないと背景を想像することができません。
ほどよく自分のことを伝えるのは、仕事を円滑に進めるためにも必要だったと思います。
まとめ:ママ先生のスムーズな年休取得は準備が8割!
周りに先出しで親切にしておくことが「任せて休んで!」といってもらえる大切なポイントです。
戻ってきてからの仕事を増やさないためにも、年休取得日までの入念な準備がかかせません。
準備をがんばると、後が楽です。子育ても教師ライフもがんばるあなたが無理せず年休取得ができることを願っています。